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Orthodontic aligner

マウスピース矯正治療

マウスピース矯正とは?

透明なマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置を用いた矯正歯科治療のことです。

歯型を取って模型を作り、左の図のように模型の歯をわずかに動かした状態でマウスピースを作ります。

それをはめることで、歯に矯正力が加わり、歯が動きます。

歯が動いてマウスピースをはめても、力が加わらなくなったら、再度歯型を取って新しいマウスピースを作成します。

マウスピース装置(マウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置)による矯正歯科治療のメリット・デメリット

メリット

  • 透明で目立たないこと。
  • 取り外しができて清掃性に優れること。
  • 清掃性に優れるため、むし歯や歯周病のリスクが少ない。
  • 前歯の部分的な矯正治療に向いている。

デメリット

  • 適応症例が限られている(抜歯が必要な症例には向かない)。
  • 使用時間が少ないと期待通りに歯が動かない。
  • 咬み合わせが不安定な症例では咬み合わせや下あごの位置が変わってしまうことがある。

基本的には適応症例の見極めが最も重要です。また、使用時間の不足や咬み合わせが変化した場合には、マルチブラケット装置(ワイヤーの矯正装置)に移行して治療する可能性もないとは言えません。手軽に着手できるため、矯正専門でない歯科でも利用されているようですが、予定通りに進まなかった場合のリカバリーは必要と考えられますので、矯正専門医院での治療が望ましいと言えます。

よくある質問

  • Q.夜だけ使えばいいですか?

    装置を使っている時は矯正力が加わり歯が動いていますが、外している時は戻っていると考えるとわかりやすいと思います。仮に寝る時の8時間使用したとすると、8時間は動いていますが、残りの16時間は戻っていると考えて下さい。使用時間が長い方が早く動きます。

  • Q.痛みはありますか?

    最初に装置を付けた時は歯が締め付けられるような感覚があります。それがしばらくたつと痛みに変わります。常に痛いわけではなく咬んだ時に痛みが出る場合が多いですが、一般的なワイヤーの矯正歯科治療と同じ痛みです。数日たつと痛みも治まります。

  • Q.食事は問題ないですか?

    食事のときは外しますので、全く問題ないです。食後には、しっかり歯を磨いてきれいな状態にしてから、マウスピースを付ける必要がありますので、その点が若干面倒かもしれません。また、歯が動いて咬み合わせが変わってくると、そのことで咬みにくくなる場合はあります。

  • Q.使用中はしゃべれますか?

    慣れるまで少し違和感はありますが、0.5~0.8㎜の薄いプラスチック製の装置ですので、すぐに慣れる場合が多いです。

  • Q.どんな歯ならびでも治りますか?

    マウスピース矯正で治療が可能か診断する目が最も重要になります。基本的には矯正治療は診断・治療方針の立案が最も重要な部分です。抜歯が必要な歯ならびでは、マウスピース矯正は困難だと考えて下さい。軽度の凸凹、すき間、治療後の後戻りなどが適応となります。抜歯が必要な症例で目立たない装置をご希望の場合、舌側矯正治療をお勧めする場合が多いです。

  • Q.子どもでもできますか?

    乳歯から永久歯への生え変わりが盛んな時期には、歯が生えてくると合わなくなるため、何度も作り替える必要があり、使いにくい装置と言えます。ある程度生え変わりが終了している中学生以降なら問題なく使えると思います。